SubItemの所有権

「SubItemの所有権」とは、SubItemの状態を排他的に変更する権限のことです。
VCIに含まれるそれぞれのSubItemに、その所有権を持つクライアントが存在します。
実行中のクライアントがあるSubItemの所有権を持っている場合、そのSubItemに対応するExportTransformインスタンスのIsMine が true を返します。

VCIの所有権には VCI全体の所有権 と SubItemの所有権 の2種類が存在します。
SubItemの所有権は、イベント関数の呼び出しの有無と、Transformのネットワーク同期、物理演算に影響します。

SubItemをGrabすると、SubItemの所有権はGrabしたプレイヤーに移動します。

参考

• 所有権とイベント関数の関係 [VirtualCast]

  • SubItemの所有権の有無がイベント関数の呼び出しに与える影響について説明しています。

• SubItemの所有権と同期処理の関係 [VirtualCast]

  • SubItemの所有権の有無がTransformのネットワーク同期に与える影響について説明しています。

• SubItem GroupID の役割・使い方 [VirtualCast]

  • SubItemをグループ化して複数のSubItemの所有権の状態を同期させる方法を説明しています。