PhysicsMaterial#

Physics Material はRigidbodyに物理特性を持たせるのに使用します。
たとえば、摩擦係数を変更することで滑りやすくしたり、弾性係数を変更することで跳ね返りを強くしたりできます。
Physics Materialはアセットを生成してColliderのMaterialプロパティーに割り当てることで使用します。
詳細はUnity公式リファレンスチュートリアルを参照してください。

使用できるプロパティー#

プロパティー

説明

Dynamic Friction

移動している物体に対する摩擦。基本的に0~1の値を使用し、値が小さいほど滑り値が大きくなるほど摩擦が増えます。

Static Friction

面上で静止しているオブジェクトに使用される摩擦。値が大きくなるほど動かすのに大きな力が必要になります。

Bounciness

表面の弾性。値が大きくなるほどエネルギーが減る事なく跳ね返ります。1の場合はエネルギーが減ることなく跳ね返ります。

Friction Combine

衝突するオブジェクト間の摩擦をどう処理するか。

Average

2つの摩擦力が平均化されます。

Minimum

2つの摩擦力のうち小さい方の値が使用されます。

Maximum

2つの摩擦力のうち大きい方の値が使用されます。

Multiply

2つの摩擦力が互いに乗算されます。

Bounce Combine

衝突するオブジェクト間の跳ね返し度合いをどう処理するか。FrictionCombineと同じです。

Unity公式リファレンス#

Physic Material コンポーネントのリファレンス - Unity マニュアル